開運させる猫グレさんの『占いとかの以前な件』

クチは悪いかもしれませんが、気が小さく繊細なので、こういうところでヒッソリと愚痴ってます。

猫グレさんが「占術」に頼りたくない理由 ~1~

占い師をやっていながら
こういうのもどうかと思うが

実は
猫グレさんは
占いをしてもらうのは
あまり好きではない

 

占いは色々あるけどさ

理由は
ほぼ必ず
「あなたはこういう人」と
決めつけられる瞬間があるから

 

そして
占い師がそう言ってしまう理由も分かる。

 

…そういう風に
習ってしまうからだよね。

 

そして、そう言うことで
「当たっている」ポイントを認識させて
相談者さんからの信頼を得て
効果的に相談に乗るという意図もある。

 

これは相談者さん側も
「当たっている占い師」を求めるから
仕方がない。

 

でもね…
「当たっている占い」というのは
間違いなく未来についてではなく
過去についてですよね。

 

未来について予言しても
それが10年後のことであれば
その件で信頼を得るには10年かかる。

 

だから占い師も相談者さんも
お互いに
過去に目を向けて
「当たっているかどうか」を判断して
相談事を進めるわけです。

 

しかしそこが盲点です。

 

あくまで「当たっている」ことに
価値を置き続けると
一種の思考停止状態に留まります。

 

その状態で
どんなアタマの使い方をするでしょうね?

 

「彼は(占術上)こういう人で、今の運気はこうだから
あなたはしばらく我慢して、あなたの運気が上がる
〇月に動きましょう。」とかはよくある話で

 

「彼は(占術上)女癖の悪い星を持っているから
今は問題なくてもいつか問題を起こす人です」とかだと
むしろ
占い師が問題を悪化させてる可能性は考えないのかと
突っ込みたくなるし

 

実際そんなことを言われたら
相談者さんが
彼を信じたくても信じられなくなるし

 

ではそういう性格判断は
どんな占術でも確実かといえば
そんなことはなくて

 

例えば
ある占術でそっくりの表現になる2人でも
別の占術では全然似ていない性格になる訳で…。

 

でね、そもそも占術に囚われると
相談者さんの抱えている苦しみや問題に
たどり着けない事にもなりがちです。

 

相談者さんが欲しいモノは
ぐうの音も出ない正論や、
ひとつの観点から見た独特な真実
ではなく

 

大抵は
その問題を何とかしたいとか
苦しい気持ちを何とかしたい訳です。

 

なのに、占術に囚われて
「この人はこういう人、だからこう」とやると
だいぶ役に立ちません。

 

性格についての例では
実際、猫グレさんのところに来られた相談者さんでも
占術上ではクズのような性格を持っているハズの人が
若い頃ににそれで痛い目に遭って
しっかり自分を振り返ることで
問題となる自分の性格を抑える努力を続けて
危険因子を察知すると、意識的に
すぐに対策を取れるようになっている人も複数いました。

 

だから占術は添え物程度に考えたいと
猫グレさんは思う訳です。

 

ま、それだけの理由ではないけどね。

 

 

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